作業事例
2021年車両の不具合車両の入庫が増えてきました。今日はGM車の診断作業中です。
ようやくGMもリアサスペンションがインディペンデント化され走行性能、乗り心地が格段に上がりました。
制御的な面ではATシフトがエレクトリックになり、各制御が更に細分化されコンピューターの通信網が今まで以上に複雑になっています。
故障診断ではコンピューターのデーター量がとても大いのでかなり深い領域で数値分析能できるかどうかの能力が問われます。
そして闇雲に分解するのではなく、テスターのデーターを分析し原因のシナリオ立てして8割原因が確定してから現車を見て最終特定を行います。
この手法がこれからスタンダードになる非分解診断です。