作業事例
★プロジェクターヘッドライト、左側通行用への加工★
今日はプロジェクターヘッドライトの左側通行用への加工です。
今回は結果を出すまでにとても時間が掛かってしまいました。
光の屈折は本当に難しいです。
プロジェクターにもリフレクターがあるのですが、そのリフレクターが反射した光を、前にあるレンズで集光して、全て下向きの光として前に照射します。
ヘッドライトのバーナーが点灯し、反射鏡に光が屈折し
ライトテスターに映し出されるライン。
そのラインを右側通行仕様から左側通行仕様に加工しています。
ヘッドライトも日進月歩で
ハロゲン⇒HID⇒LEDへと進化しています。
更に、最近の車両はステアリングとヘッドライトが連動して動きます。車両の荷重状態、サスペンションの上下でもヘッドライトが適正な光軸が出る様に制御されています。
光と電気技術が融合した複雑なシステムになっています。
自動車メーカーの開発にはライト専門の開発部門が有るくらいですから、私の様な素人が簡単に習得できる技術ではありません。
改めて奥の深さを感じた一日でした。