作業事例
★EVAP TROUBLE★
よく有る故障の一つ、EVAP漏れによるエンジンチェックランプ点灯です。
EVAPのシステムを簡単に説明すると、燃料タンク内で気化したガスをエンジンに吸わせて同時燃焼さるシステムです。
気化したガスを大気解放する事は汚染の原因となりますので禁止されています。
コンピューターは燃料蒸発ガス配管の密閉テストを定期的に行い、
漏れが無いかどうかの確認を行っています。
テスト方法は車種、年式によって異なりますが、正圧、負圧どちらかを蒸発配管に掛けて圧力の低下率をモニターしています。
今回のラムバンの場合、LDPというポンプで燃料残量に応じて加圧し、降下率をLDPポンプについているスイッチで理論的に計算する方法です。
漏れる原因としては
蒸発配管、キャニスター(浄化装置)、加圧ポンプ、燃料タンク、パージソレノイド、ベントソレノイド・・・・・
車種によって構成部品が異なりますので様々です。
闇雲に交換するのではなく、原因を特定してからのピンポイント修理を推奨します!!