作業事例
「4輪アライメント」を作業しているショップは沢山あります。
しかし、一般的な「4輪アライメント」とは機械的にメーカー基準値に調整するだけの作業がほとんどです。…
確かに、メーカー基準値への調整が基本ですが、
調整後に左右の流れ、、ステアリングの重さの違い、安定性に欠けていたり・・・・・
その車両の個体差や車高、タイヤ等に合わせて調整できるかどうかはまた別問題です。
本来のアライメントはテスターに頼った作業ではなく、
メカニックが乗って体で感じて、頭でシュミレーションして、
ピンポイントで調整できる応用力が必要なのです。
車の故障診断用テスターも同じです。
高額な純正テスターが完備されていれば、誰にでも車を直すことができると思いますか?
実際はコンピューターの故障コードを読み取るレベルだけで、
たまたまその部品を交換すれば直るかもしれませんが、
少し難しい修理になると交換しても直らない、
症状が変わらない・・・・
そんなケースも多いハズです。
話が逸れましたが、アライメントに限らず作業は
職人の味付け、仕上げが必要だと思います。
そんな職人でも人間である以上、感覚の狂いも度々あります。
作業に没頭すると徐々に麻痺し感覚的な基準値にズレが生じます。
その誤差を防止する為に作業完成後は翌日再度確認を行い誤差分を修正しています。
リセットされた状態で、再度チェック、修正を行う事で安定したクオリティーでの作業が可能になります。