case study

作業事例

ダッジ ラムトラック アライメント調整 

ダッジ ラム トラック

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★リフトアップ+マッドタイヤでのアライメント調整★

昨日はラムトラックのアライメント調整を行いました。
リフトアップの調整カム(キャパシティー)とタイヤの特性で思うようにセッティングが出ず納得できないので徹夜作業となりました。

まずアライメントはタイヤのビード形状次第でテスターが接続できない場合が有ります。
今回は純正タイヤで数値のみの計測、調整を行いました。

しかし数値をターゲットに調整しても、いざタイヤを履き替えると状況が急変するのがアライメントの難しさです!

ステアリングは落ち着かないし、ブレーキング時に左流れが酷い状態です。
車両がリフトアップ+マッドタイヤですので、その車両に合わせたセッティングが必要なのです。

昨晩、色々と研究して解ったのですがTERRA GRAPPLER M/T(37×13.5R20)は独特な特性を持っています。
アライメントデーターに頼った調整を行っても真っ直ぐ走らせることはできません。
このタイヤの特性を理解し理論的に解決しないとダメですね。

そしてタイヤのパターン的にも『わだち』を拾い、ステアリングが左右にワンダリングします。
そして、的確に調整しないとブレーキリード(ブレーキング時の流れ)を引き起こします。

作業後のインプレッションとしては、
かなり改善しましたが、更に細かく追求するお客様の場合は
リアのサスペンションの改善をすればベストだと思います。

TERRA GRAPPLER M/Tのタイヤ特性、とても勉強になりました!!

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